歩いて帰宅中、歩道の端に黒猫がぱたりと横たわっているのが見えた。車にはねられて倒れているのではと不安になり駆け寄ると、幸い単純にそこで横たわって休んでいただけのようだった。人の近寄る気配を感じたのか、猫はぱちりと目をあけてこちらをしばらく…
結局、わたしには平成への愛着は特になかったみたいだな。終わることになんの感慨もなかった。そこいらじゅうの人が平成最後の何ちゃらかんちゃらって盛り上がったりエモくなったりしてるの気味悪かったし、そうやって不気味がることにすらすぐ胸焼けした。…
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